雅楽稽古は内政不干渉?
雅楽の管楽器は「笙」「篳篥」「笛」の3種類からなっています。これらの楽器では、基本になる「唱歌」が違っています。一応唱歌は主旋律になる篳篥に合わせている部分はありますが、歌詞や息継ぎなど全く違うといってもいいぐらいです。
ですから普段のお稽古は「笙」は笙メンバーだけで、「篳篥」は篳篥メンバーだけで、「龍笛」は龍笛と分かれてお稽古しています。つまりそれぞれ専門になっています。「笙」のお稽古をしていた人が「笛」も「篳篥」もすぐに判ることはありません。
人数が少ないときはこんな離れ小島みたいに。他の部屋に行かなかった例。
こんなように同じ部屋にいても、他の管に口を出すことはありません。
でも、少人数で合奏を始めると口を出したくなるんですよねー。
音や長さなどは、自分で吹いているのが一番わからないんです。他人のが一番わかった気になるんです。もちろんヤな顔をされます(^_^)v
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