篳篥チームのお稽古にお邪魔
篳篥の方は迦陵頻急のお稽古をしていましたので、横の部屋で様子を窺って、龍笛のお稽古をしました。
いやあ、篳篥の方の唱歌を聞いていると、勝絶と下無で唱歌する所の違い(龍笛は、指の使いが同じなので、音を吹分けなければならないのです。)や低く下りるところ、同じ音で歌う所などが良くわかり有り難いです。
しばらくして、一緒に合奏させてもらいました。
迦陵頻音取は短い曲ですので、すぐに出来ると思っていたのですが、ぜんぜん合わせられません。
自分が理解していない、と思うとまた合いません。
大変迷惑をお掛けしました。
迦陵頻急は、合奏の箇所がうまく出せるように、龍笛の独奏部分の呼吸に気を使いました。
舞楽吹きは篳篥も1と3を力強くします。
笙は「世界のナベアツ吹き」ですし、三管はやはり共通しますね。
篳篥は吹いている時も、歌っていないと指が動かないそうです。
唱歌をしながら吹くのは、よほど暗譜していないと出来ないくて、なかなか難しいです。
高麗楽の納曽利破の篳篥の唱歌も聴いていたのですが、せっかく拍子を4つにとって貰ったのに、気を抜くと、何処を歌っているのかわからなくなってしまいました。
フレーズはわかるのにもどかしいです。
納曽利も最初の出だしが出来れば、後は応用でどうにかなってしまうようです。
残念ながら、篳篥の方がお稽古していたので、こちらは高麗笛で合奏ではきませんでした。
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