2009年03月30日

お知らせ

「巫女舞お稽古日誌」のブログに、お越しいただきましてありがとうございます。

更新はこちらのページでしています。

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「長野雅楽会」のホームページはこちらになります。

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皆様のお越しをお待ちしております。  


Posted by naganogaga  at 13:57Comments(0)

2009年02月23日

舞姫さん、先生にお手紙を書く

昨日まで3日間、長野雅楽会舞姫部では講師先生のご指導の下、巫女舞のお稽古をしました。



今日のお稽古は、舞姫のみんなが疲れているのでお休みにするつもりでしたが、全員「月曜日もお稽古をする!」と強い希望がありましたので、開催しました。

いつものように湯福神社に集まります。舞姫さんに聞くと、足が痛いとか、腕が痛いとか言います。



せっかく、みんながいるので、先生に感謝のお手紙を書くことにしました。







色とりどりのかわいい便箋に、下書きをして丁寧に一生懸命書いています。



私からは舞姫さんに、巫女舞のお稽古の記録が出来るようにノートを差し上げました。



手紙を書き終えた人から、昨日まで教えていただいた悠久の舞のお稽古をしました。

みんなすごく積極的になっています。





先生に教えていただいたことを、忘れないようにしたいのですね。





すぐに時間が過ぎてしまします。





小学生が帰った後もlilyさんとお稽古を続けました。



やはり、色々と疑問点が出てきました。



明日、先生に電話をして質問をしなければ。



手間のかかる舞姫部ですが、宜しくお願いします。  


Posted by naganogaga  at 22:53Comments(0)巫女さんの稽古

2009年02月22日

伝統文化巫女舞教室、第三日目

あっという間に最終日になってしまいました。

昨日のお稽古でよほど疲れたのかなでしこさんのお姉さんはお休みです。



浦安の舞のお稽古です。









最近のお稽古は、時間と人数の関係で、先に急がされることが多く、丁寧に部分部分を指導することが稀になってきたそうです。。

逆に講師の先生も時間と人数に追われて、あまり質問を受けられないので、せっかく自分のものにした舞の指導の仕方も忘れてしまうことがあるとお伺いしました。

当会はずうずうしいので大丈夫。



質問にはすばらしいご指導が帰ってきます。



休憩なしで悠久の舞のお稽古です。





午後は先生がお帰りになるので、1時間しか時間がありません。



装束を着けて舞をしました。



「浦安の舞」





「悠久の舞」





初めてのお稽古でしたが何とか4人で舞えるところまできました。





「吾妻」



扇がよく回ります。



「鈴扇」



時間がなくてあっという間に、終い神楽の鈴扇になってしまいました。



先生方には遠いところまで、ご指導に来て下さり本当にありがとうございました。

何物にも変えがたい、素晴らしい物ものを頂けたと思います。

またの機会を楽しみにして、我々もまた精進いたしますので、宜しくお願いします。



hayasimotoさん、先生からあなたへのお土産は我々が美味しくいただきます。(アメリカへもっていけないもんね。)

3日間あなたの話題ばかりでしたよ。先生も「宜しくお伝えください」って仰っていましたよ。  


Posted by naganogaga  at 21:13Comments(3)巫女さんの稽古

2009年02月21日

伝統文化巫女舞教室第二日目

今日のお稽古は、「なでしこ」さんと、お嬢さんお二人、そして「あやめ」さんも参加されました。

お稽古の始めに、先生はいつも「何のお稽古をされますか?」とお尋ねになられます。


まず、浦安の舞をお願いしました。


「では始めてください。」いきなりですが、浦安の舞のお稽古が始まりました。

すぐに大汗が出ます。



唱の理解、体の向ける理解、拍子の理解が出来ていないことを指摘されてしまいします。

あまりもの的確さに驚くとともに、理解できない言葉も並びます。これは我が方の技量経験の無さなので、致し方ありません。(日本語であることは判っていますよ。)お稽古を重ねると判って来るだろう言葉です。



休憩
楽しくお茶を飲んで、お稽古再開。

「悠久の舞をしてください。」
突然の先生のお言葉に、私達は戸惑ってしまいました。

しかし、始まりました。
これより今日のお稽古はずっと悠久の舞になりました。





三年生のRちゃん、YUKIちゃんもよくお稽古についてきました。





手の向き、手の上げる姿勢。これは国旗を表すそうです。これを覚えることはお約束になりました。


あやめさんはとても充実したと言っていました。


なでしこさんのお嬢さん方には、お稽古に夢中で、充分お相手を出来なくて申し訳ありませんでした。

先生のご指導を一身に受けたlilyさんのメールには「今日は全身が痛いので、(雅楽の)お稽古は休ませていただきます。」とあります。

皆さんとてもがんばりましたね。
それにも増して、厳しさと愛情を持ってご指導いただけた先生のご熱心さは、ただただありがたいとしか言いようがありません。



鈴扇を舞って、心を鎮めて今日のお稽古を終了しました。







明日もがんばりましょう。



遅れて這うようにして行った雅楽のお稽古は、休みが多くてがっがりです。


タッキーと明治神宮での舞楽のビデオを見て、小説や映画の『陰陽師』などで有名になった源博雅作の長慶子を管絃と舞楽吹きで龍笛を吹きました。

明日もがんばろう。  


Posted by naganogaga  at 23:37Comments(0)巫女さんの稽古

2009年02月20日

伝統文化巫女舞教室第1日目

今日から先生とのお稽古が3日間続きます。

最初は、先生おふたりに我々二人です.

「浪速神楽」のおさらいです。



まずは「式神楽」。

最後に足を揃えるところで、拍子から遅れることが指摘されました。今まで気付なかった箇所です。



lilyさんは左右に向く箇所で、足の先に体重がかかることを指摘されました。

昔、私がlilyさんに体重をかけるように言ったのですが、知らん顔・・・・・・。



続いて「剣ノ舞」です。

lilyさんが剣を右に広げる箇所で、親指の動きを変えることを指摘されただけで、劇的な変化が・・・・・。

やはり先生はすぐに見抜かれます。

nagano-gagaはどこを直されたかってのかって?

注意されても全く気付いていないのかもしれません。



「鉾の舞」

何回も指摘を頂きながら舞っているうちに、理解とは程遠いのですが、何かつかめそうな気がしてきました。



ここで、急いで学校からバスで来た小学5年生のsakuちゃんと、kohaちゃんが合流。



「剣ノ舞」です。二の腕の力の抜き方をsakuちゃんが何度もお稽古つけられていると・・・・。

真っ赤な顔のsakuちゃん。「鼻がかゆいのかな」と、鉾の振り方ばかり繰り返している私がsakuちゃんをのんきに見ていると・・・・・、なんと頬に涙が伝わっています。

でたっ!女の子というか、巫女さんのあれ!。男には絶対無い症状。出来ない自分が悔しい涙です。

(こんなことを言うと怒られます。3年前のlilyさんにもありました。)



小学3年生のYちゃんとRちゃんが来て、みんなで「式神楽」です。



ドキドキ。でも拍子が揃っていきます。



四人の「花剣」です。



小学3年生は犯罪的に可愛過ぎます。先生は地元の教室に小学生を持って帰りたいと言われました。

また、今までにないぐらい率直にいい舞をするので、私とのお稽古は一体なんだったのよっ!ふんっ!



小学生は、私が違って教えた箇所を、見事に強調して先生の前で舞ってくれます。

脂汗が出てきます。



「吾妻」です。

小学5年生が二人舞をします。

この子達が出来るように的確に指導してくださいます。





小学3年生も試しに・・・・と、お願いしました。

意外なことによく出来ます。



いや、意外なこと、ではありませんね。

いままで、唱歌を歌ったり、扇を家に持ち帰って練習した成果です。



片吾妻といわれるの舞のヒントもいただけました。



「みんな、舞をお稽古をしても拍子を外さないですね」と褒めて頂きました。お世辞でもうれしいです。



今日はみんなで揃えて舞う心を教えていただきました。



「みんな本当に舞が好きなんですね。」と先生に喜んでいただけました。

終い神楽の「鈴扇」をして今日のお稽古は終了しました。



夜、中学2年のMちゃんのお母さんから電話がありました。

Mちゃんが39度の熱を出してしまったそうです。

夕方お母さんが、欠席の連絡をしようとしたのですが、是非お稽古に出席したいと言って電話をさせなかったそうです。



残念ですが、またの機会がありますよ。  


Posted by naganogaga  at 23:54Comments(1)巫女さんの稽古

2009年02月19日

お葬式で雅楽

もちろん急なことですが、明日お葬式のお手伝いをお受けしました。

神道式の神葬祭は長野市中心部ではあまりありません。

葬場祭を執り仕切る斎主さんにお伺いしますと、雅楽は二人でよいということですので、笙と龍笛の組み合わせにしました。

また、初めてお手伝いする斎主さんなので次第の進め方はお任せいたしますが、和琴と笏拍子も用意しておきます。




和琴は『やまとごと』とも言うそうで、日本の楽器の中では最も尊いものと伺います。

絃は六絃です。




宮中の御神楽でも使用されている古来の楽器です。




神社では大祭で扉を開け閉めする時に使用します。




古墳時代の埴輪の武人が抱えているもの、また伊勢神宮の鳶尾の琴とも同じものと聞いています。




和琴は久しぶりですので、事前に出して爪弾いてみました。




琴柱は楓の枝です。何十台のトラック分の楓の枝を切っても、琴柱として使えるものは僅かしかないといいます。




調弦は手前から一絃、二絃、三絃、四絃、五絃、六絃と数えます。



和琴を爪弾く琴軋(ことさぎ)はべっ甲で出来ています。




三¬折三¬三¬ 四」三¬三¬ 四」三¬折三¬摘三¬




当会の和琴もだいぶ弦が伸びてしまいました。



葦津緒(あしづお)はこのように編まれています








いやぁ、そろそろ其駒とか、唱に合わせてやりたいですね。




明日は荘厳に式が出来ればと思います。

  


Posted by naganogaga  at 23:38Comments(0)雅楽のお稽古

2009年02月16日

巫女さんに、カァ~ツ!しちゃいました。

今週はもう先生の1年ぶりの講習会があります。

私はあせっています。



Sちゃんが宿題をしているのももどかしく、式神楽のお稽古から始めました。





学校で疲れているのか、遊びたいのか、低学年生のお稽古がうまくいきません。

25分も式神楽をしていますが、注意力が散漫で周る回数を間違えます。

注意を聞いてくれません。



「自分が舞をやるんでしょう!神楽は神様に差し上げるものなのに、ちゃんとやらないと舞の心がわからないよっ!」

指導不足も棚に上げて、ついに切れてしまいました。



あれっ、低学年の子の指も延びるし、姿勢もいいし、ちゃんと出来ます。

何で。何で今までやってくれないの?



やっぱり素直なんですね。





一休みをして、DVDを見ました。一生懸命見てくれました。



続けて花剣をしました。最近お稽古を始めた低学年のM美ちゃんが交じります。





率直に舞をしてくれます。KOHAちゃんが入りました。





ちゃんとできるじゃないですか。



早神楽を直しました。





時間がなかったのですが、悠久の舞もわかるところまでやってみました。





低学年生は、いつもと違って何でちゃんとできるるんだろう?

指導に難ありなのかなあ?

お稽古が終わった後は、いつものように遊ばれてしまいました。



そう言えば、今日はお菓子を食べなかったね。
  


Posted by naganogaga  at 23:18Comments(2)巫女さんの稽古

2009年02月15日

巫女舞を舞い納めました

長野雅楽会では2月15日の篠ノ井共和寮で、浦安の舞と、浪速神楽剣ノ舞を演奏しました。



救護施設の共和寮祭は24回目を迎え、地元の人を始め多くの人々が集まっていました。

巫女舞は、世が平らかで平和であること、入寮者の健康と災厄の消除を祈り、共和寮祭を締めくくるものです。



参入音声の神楽笛の音にあわせ、浦安の舞の舞姫の入場です。





歌い始めです。





一の舞姫はliliyさん。二の舞姫は学校のテスト直前のMちゃんです。





本日の浦安の舞の装束は、菊かんざしに千早の略装です。



この後十六歩巡って扇の舞が終了します。





鉾鈴に持ち替えます。





鈴の音が会場を清めます。





厳かに浦安の舞が納められました。





巫女は着替えをします。

その間、このダルマみたいな人が、巫女舞の解説をしています。

楽器は楽筝、太鼓、神楽笛、龍笛、篳篥の紹介をしました。

残念ながら、本日は笙を使用しないので説明できませんでした。





浪速神楽です。

白の大袖の舞衣に、金襴の千早をつけています。

浪速神楽では、普通、千早と言われる衣を「舞衣」、金襴の陣羽織見たいな衣を「千早」といいます。



大音取で入場。





位置につきます。





浪速神楽では独特の座り方をします。





楽器は龍笛と笏拍子、





太鼓と銅拍子を使用します。





最初は、式神楽を舞います。



剣ノ舞道行が始まるまで待ちます。





四隅の祓いで向かい合います。





切り込み。





2回目の切り込み





早神楽を舞って、





終了しました。





共和寮の皆様、いろいろ打ち合わせから、本日の会場のお気遣いなどありがとうございました。



浦安の舞は少し速かったそうです。

lilyさんに「太鼓と歌どうだったと?」尋ねたところ、「うーん」と言いずらそうにしていたのですが、「速かった」と言った時に「ギロッ」とにらまれた様な気がしました。

こわかった・・・。  


Posted by naganogaga  at 16:37Comments(2)祭典・行事

2009年02月14日

お琴のお稽古は調弦から

明日は篠ノ井の救護施設「共和寮」で演奏です。

浦安の舞のお琴のお稽古をしました。







「調弦で手間取るから、今日はやらない・・・」

そんな言い訳は聞きません。



まず、チューナーで合わします。

それが出来たら、絃をずらして、和音で合わせるように練習します。

最終的には、神楽笛の音に絃をに合わせる練習をしました。



そんことをしているうちに琴の数は3台になってしまいました。





悠久の舞の琴も調弦しましょう。



管楽器、打ち物を入れて悠久の舞を演奏してみます。

歌をキチンと覚えれば、何とかなりそうです。





明日の演奏会の道具と装束の準備をした後に、迦陵頻の舞楽のビデオを見ました。

お子さんの可愛い舞に、「今年の秋には、これ演奏したいね。」と言ったら、「え、えっ!」と言われてしまいました。

出来るんじゃない?  


Posted by naganogaga  at 23:38Comments(0)雅楽のお稽古

2009年02月14日

悠久の舞のお琴

今日は先生とのお稽古の日も近いので、巫女舞の採り物を直していました。





しばらくして、あやめさんがお嬢さんのお迎えの時間があるので三女の子と遊びに見えました。



私は琴はいじった事がある位なのですが、いかにも出来るような振りをしてお琴を出しました。



わかっているように、カッコをつけて調弦をしたら、あやめさんはお嬢さんのお迎えに帰ってしまいました。



しかし、せっかくの調弦した琴を何もしないのはもったいない。



弾いて見ました。





先生からFAXで頂いた譜面を写したのですが、字の細かい所が潰れていましたので、写し間違いがあるかもしれません。



何度もつっかえながらでしたが、浦安の舞や豊栄の舞の輪説に比べると何とかなりそうです。



では浦安舞もやってみよう。

先程、あやめさんがいるときは、神楽笛での調弦方法の譜面しか見つけられずに諦めていたものです。



琴の人の譜面が見つかりません。



ピコーン!!

昔、県外のお友達から頂いた調弦譜がある!







ありがたいねぇ。持つべきものは友達だよ。



あら、なんか音が合わない。

チューナーは430にしましたが、a-5にする方法がわからない。



427とか聞いた気もするし・・・。



いいや今晩琴の人に聞くことにします。  


Posted by naganogaga  at 19:43Comments(1)雅楽のお稽古

2009年02月13日

篳篥チームのお稽古にお邪魔

篳篥の方は迦陵頻急のお稽古をしていましたので、横の部屋で様子を窺って、龍笛のお稽古をしました。



いやあ、篳篥の方の唱歌を聞いていると、勝絶と下無で唱歌する所の違い(龍笛は、指の使いが同じなので、音を吹分けなければならないのです。)や低く下りるところ、同じ音で歌う所などが良くわかり有り難いです。



しばらくして、一緒に合奏させてもらいました。



迦陵頻音取は短い曲ですので、すぐに出来ると思っていたのですが、ぜんぜん合わせられません。

自分が理解していない、と思うとまた合いません。

大変迷惑をお掛けしました。





迦陵頻急は、合奏の箇所がうまく出せるように、龍笛の独奏部分の呼吸に気を使いました。



舞楽吹きは篳篥も1と3を力強くします。

笙は「世界のナベアツ吹き」ですし、三管はやはり共通しますね。



篳篥は吹いている時も、歌っていないと指が動かないそうです。

唱歌をしながら吹くのは、よほど暗譜していないと出来ないくて、なかなか難しいです。



高麗楽の納曽利破の篳篥の唱歌も聴いていたのですが、せっかく拍子を4つにとって貰ったのに、気を抜くと、何処を歌っているのかわからなくなってしまいました。

フレーズはわかるのにもどかしいです。



納曽利も最初の出だしが出来れば、後は応用でどうにかなってしまうようです。

残念ながら、篳篥の方がお稽古していたので、こちらは高麗笛で合奏ではきませんでした。  


Posted by naganogaga  at 19:19Comments(0)雅楽のお稽古

2009年02月11日

国立劇場、舞楽、振鉾・青海波

本日は建国記念の日です。

長野駅前の交番にも国旗が翻っています。





東京の国立劇場では天皇陛下の御即位二十年を記念して宮内庁式部職楽部による舞楽公演が行われました。

(長野雅楽会では御即位二十年を記念しまして平成二十年十月三日に舞楽公演を行いました。参照:http://nagano-gagaku-kai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-09ff.html





演奏会のポスターです。なんと,雅楽を御存知の方、皆憧れの『青海波』です。



チケットは発売と同時に売切れてしまったものです。



今回、舞われる舞楽「青海波」は120年ぶりの「通し」演奏ということです。

「振鉾」は左方、右方の舞と、私は見たこともない左右の舞を同時に行う、「三節」があります。



また、源氏物語で有名な「青海波」は、管絃舞楽での演奏です。(舞楽なのですが、普段は用いない楽筝と楽琵琶が入るということです。)



いやがおうにも盛り上がるじゃないですか!



で、国立劇場に到着しました。





大ホールです。



美しい、美しすぎる。



w君、何、君は笙で右舞だから、鳳凰がいいって?





振鉾(えんぶ)は左方、右方のそれぞれ二節の舞のあとに、三節は右方左方の舞人が同時に出るだけでなく、左右の大太鼓・大鉦鼓、龍笛・高麗笛も同時に奏されるもので、とても感動!!



15分の振鉾の演奏の後に休憩です。



休憩後の演奏は長い時間になります。なにが始まるのがわくわくするじゃないですか。



休憩が終り、盤渉調調子です。

1000年以上昔から何でこんなにすごい音楽があるのでしょうか?海外の宗教音楽に負けない荘厳さです。荘厳すぎます。



垣代は20人もの舞い人が舞台を廻るのですが、ものすごい豪華絢爛、贅沢なものでした。

本来は40人といわれています。

こんな贅沢なことが平安時代にはされていたのか・・・・・(゜.゜)(゜_゜)



輪台(りんだい)の舞い人の装束は襲(かさね)装束です。

四人の舞い人が揃ったり、一列になる時に四人の舞が変わるなど美しかったです。

「詠」で停止しているのが、腕を上げたまま全く動かず、すごいと思いました。



「唱歌」でパチパチはたく物(?)は、昨年の皇帝破陣楽いらい見ました。これ流行ったりしたりして。



「青海波」の舞はやっぱり特別なものなのですね。



装束の青い袍が、刺繍もさることながら、あまりの色の鮮やかさにクラクラします。

(寝ていてくらくらしたのではないですよ。)



垣代の時は巻纓の冠に老掛の姿だったのが、鳥兜を頭につけています。。



きらびやかな太刀を佩いて、足に着ける脚半のような踏掛(ふがけ)が舞のたびにキラキラ光ります。



あまりもの神々しさに、本当に特別な120年振りの特別な舞なのだな、と感じました。





後、浅草編に続く・・・・。  


Posted by naganogaga  at 23:36Comments(1)研修・旅行

2009年02月11日

国立劇場舞楽演奏の後、浅草編

天皇陛下御即位20年記念の舞楽『青海波』はすごいものでした。

興奮が冷め遣らないのですが、せっかく東京に来たのでおのぼりさんをします。



wくん、笙の舞楽譜を目当てにしていたのですが、祭日なので武蔵野楽器はお休みです。



では、浅草の宮本卯之助商店に行きましょう。

休日でも営業している「太鼓館」があります。







先程、舞楽で見た大太鼓は上の階の博物館にあります。



ここの社長は、他所のお神輿を見る度に、神輿の上の鳳凰にケチをつけるので、どんなものがあるの?



やっぱり、スゲー!!おみそれしました。

全部の神輿にすごい鳳凰が付いています。





擬宝珠を見ました。やはり高い!

長野雅楽会の高欄製作の道はやはり、遠くて厳しい。

ちなみに今日の国立劇場、舞楽演奏の舞台の擬宝珠です。





ううっ、うちの雅楽会では高欄作れないから。



諦めて食事です。

アンコウ、どぜう、電気ブラン、天ぷら、粕漬け、何にしよう。



やっぱり洋食!



ビーフシチュー、タンシチュー、チキンソテー、サラミ、カキグラタン、ロールパン、ビールにワイン。

すげーうまい。うまくて済みませんて書いてあるし。



次は寿司だっ!!



白子ポン酢、アジ刺身の姿、アサリ蒸し、赤貝、関サバ、アナゴ、カワハギ肝、・・・冷酒でどんどん。

あっ!昼も寿司だった。シラスに、桜海老に、ウニ・・。



帰りにナムナム。





浅草駅で、卯之助さま、さま。





新幹線ではチューハイだっ!





長野駅に着いて、仕上げは味噌ラーメンでした。



昨日のブログでは、メタポで運動しますって書いたのに・・・・。  


Posted by naganogaga  at 23:17Comments(0)研修・旅行

2009年02月10日

蘭陵王ひとり

正月以来、すごーく体重が増えてしまいました。

もともとメタポだったのですが更に・・・・・。

これは本当にイカン。

舞楽のお稽古をすれば、スクワットの連続みたいなものですから体重は減るはずです。



コタツを片付けて、蘭陵王のお稽古をすることにしました。

先生はいませんから、NHKのお正月の録画したものを見ます。

一人ですから、どんなようにも出来ます。

上達はしないでしょうが・・・。

「蘭陵王ひとり」です





えーと、バチ、バチ、バチ代わりになるものは・・・・・?

随分、太いですね!





以前の細い物が見つからないのでしょうがない・・・。



二回舞った所で、同居人が「寒い、寒い」といいながら、帰って来てしまいました。

こちらは汗をかいています。

「どうぞ、続けて・・・」

二人になるのでやりません。



「灯油を買いに行ったら。」

同居人は以前に、もう三回も本番で舞をしています。

(早く出て行ってくれ。あなたがいるとやりにくい。)

(ナニ?灯油を買いに行く元気がない?いいから、いいから、カネは出すから・・・。



もうサイテーです。





同居人はこちらが小心者なのは知ってか、灯油を買いに出かけました。

(これでよかったのか?)



いつまで一人のお稽古は続けられるのでしょうか?  


Posted by naganogaga  at 23:55Comments(1)舞楽のお稽古

2009年02月09日

lilyさんとお稽古

色々と忙しかったlilyさん、久しぶりのお稽古です。

舞姫8年になろうかという大ベテランなので、私がどうこうしようとはとても、とても・・・・言えません。(^_^;)



鏡を見て浦安の舞のお稽古をしてもらいました。



hayasimotoさん、細くなったと思っているでしょう?

花も盛りのお歳ですぞ。



剣ノ舞。続いて、鉾の舞。





彼女は来年度からは東京です。歯科衛生士の学校に行きます。

そういえば、A木くんは前期試験どうだったんだろう?



lilyさんは小学生と悠久の舞のお稽古を少しして帰りました。



さあ、小学生です。



悠久の舞、四人舞もどきです。

「どうして覚えられないのっ\(◎o◎)/!」と言われても無理です。

教えてくださる方がいなかったので。



Mちゃんが来ました。

浦安の舞です。二の姫をしました。





剣ノ舞もしました。

素直ですよね。旋回する時の体重のかけ方を少し直しました。

Mちゃんは、15日にlilyさんと篠ノ井の救護施設「共和寮」のお祭りで浦安の舞と剣の舞をします。



悠久の舞は手順を追うだけです。

まだ、お稽古を付けていただいてないのです。



いよいよ来週のお稽古で、何とか進めることが出来るでしょうか?



舞姫の皆さん、お願い頑張って。

私も頑張ります。  


Posted by naganogaga  at 23:58Comments(1)巫女さんの稽古

2009年02月08日

自衛隊ふれあいコンサートと善光寺灯明まつり

今年も早速、自衛隊関係のイベントに行きました。

県民文化会会館にて、長野市防衛協会と長野商工会議所主催のコンサートがありました。

陸上自衛隊東部方面音楽隊の皆さんが演奏をされます。





会場は来年入隊する方の激励の意味もあるそうですが、大勢の人が集まりました。

意外な知り合いとお会いしたり、老若男女いろいろな人がいます。

ブースもありました。

何やらの応募をしたら、女子自衛官のカレンダーをもらえました。ヤッター!





演奏の編成はやはり音楽隊なんだなと思うものです。

司会の方のソフトの語り口で、和やかに演奏は進みました。

アニメソング特集は物まねもあって、とても盛り上がっていました。

(休憩時間にビールを飲みに行ったのは内緒です。)



最後はやはり県歌「信濃の国」です。



善光寺灯明まつりは今日で2日目です。

こちらも大勢の方がいました。

本堂は赤と青。





経蔵は緑色です。





三門は





仁王門。

長野市で開催された冬季オリンピックを意識して、五輪の旗の五色で照らしています。





参道には切り絵灯籠が並べられます。





月が綺麗な夜でした。

  


Posted by naganogaga  at 15:07Comments(0)趣味

2009年02月07日

雰囲気を出して(?)雅楽のお稽古

雅楽のお稽古は楽器を吹くことに一生懸命になってしまいます。

少しずつでも暗譜することが一番の近道と思いますが、楽器を持つと、どうしても一生懸命吹いてしまいます。



最近、迦陵頻急の舞楽吹きのお稽古をしていて、二つで拍子をとったとしても、拍子は同じ強さでは取らないではないかと気付いてきました。

笙は世界のナベアツの拍子で、いち、に、サン!と、言っていると思いますが・・・・。



龍笛も、篳篥も1の拍子の場所だけを頑張るといいのかな思います。(もちろん全てではないのでしょうが)

なんかグゥーンと、雰囲気が出てきました。

力強く笙に引っ張ってもらえる気がします。

掛け吹きが嵌りますし、お尻が延びません。他の楽器も聞こえます。



うーん自己満足。



なんか只拍子もうまくいきそうです。只拍子の雰囲気を出しましょうよ。

陪臚の管絃をやりましょう。

絃物がめちゃくちゃかっこよかった。(これは、出来たふりで、完全に自己満足ですが。)





雅楽の素人が書いていることなので、笑ってお読みください。看過できないことでしたら、忘れていただくか、親切な方がいたら御指摘いただければ幸いです。

悠久の舞は、唱歌、打ち物と楽器はしたのですが、琴のお稽古をするのを忘れてしまいました。  


Posted by naganogaga  at 23:48Comments(0)雅楽のお稽古

2009年02月07日

善光寺灯明まつり、巫女舞の奉納

2月7から15日に行われる善光寺灯明まつりの初日です。



夜の7時からはライトアップした伊勢社で巫女舞の奉納です。

みんなで着付けをします。



舞姫さんのRちゃんが描いたグラス燈籠も灯されています。

まずはリハーサルです。拝殿で千早をつけます。





SAKUちゃんがまだメガネをかけているでしょ、この写真はリハーサルです。





手際よく直していきます。





さあ始まります。





豊栄の舞です。とてもよく揃いました。





浪速神楽の花剣を舞いました。

初めてのM美ちゃんも頑張りました。



ご神体がちょっと大人向きですが、純真な舞姫さんの舞姿に、きっと御利益があることと思います。







城山から善光寺のライトアップが見えました。

  


Posted by naganogaga  at 19:44Comments(1)祭典・行事

2009年02月07日

アメリカ先住民族の方に龍笛を渡す

初午なので、善光寺の仲見世で商売繁盛の祈願をしていました。お店の神棚で龍笛を吹いていたら、店先がにぎやかになっていました。
 
龍笛の音に刺激された人が、自分の村の神楽囃子を吹いているのかと思っていました。
終わって店先を見に行くと、なんと笛を吹いているのはインディオのミュージシャンの人達らしいのです。

お土産やさんの400円の笛を吹いています。
大勢の人が集まってきました。

太い笛を求めていたらしく、売り物の400円の笛は細いようです。

私の龍笛を渡すとすぐに綺麗に吹き出しました。(400円のお土産品と合わせて!)
龍笛がすぐに吹けるとは思っていませんので、ビックリ仰天です。

よっぽど気に入ったらしく、売ってくれ言われてしまい困りました。

考えましたが、プラ管なのでプレゼントしてしまいました。

「チャオ!」といったら無視・・・・。
あっそうだ「アディオス」じゃなかったのかな?。
「チャオ」じゃイタリア語ですね。
近所の仏壇やのお兄さんに大笑いされました。。

今日の善光寺灯明まつりでアメリカ先住民族の音楽を演奏する方々でした。  


Posted by naganogaga  at 16:01Comments(1)祭典・行事

2009年02月03日

節分、御幸町伝統無形文化財

節分です。

長野市では善光寺、秋葉神社、桜枝町天神社で豆撒きが行われますが、城山の御幸町三峰神社でも町内主催で豆撒きが行われます。

町のお子さんたちが神社に集まります。

まず、節分祭の神事が行われます。



総代さんは、埼玉県秩父の三峰神社本社からいただいた裃を着けます。



お子さん方は豆撒きのお菓子が目当てですが、もうひとつ大きな目玉があります。

赤鬼が登場します。



追儺(ついな)式で豆撒きをします。明かりが消され、太鼓の音と一緒に赤鬼の登場です。

子供たちは興奮状態です。





福の神も登場です。





赤鬼は御年八十ウン歳の我が盟友、ミッちゃんです。とてもお元気です。

「豆豆(まめまめ)、息災(そくさい)」と決まり文句も出ます。「御幸町、伝統無形文化財だよ」とわらっています。

笑う門には福来る。  


Posted by naganogaga  at 09:52Comments(2)祭典・行事

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長野市で雅楽と巫女舞のお稽古をしています。雅楽は笙・篳篥・龍笛などの笛の管楽器と、楽筝・楽琵琶の絃楽器、太鼓・鉦鼓・鞨鼓の打楽器を使います。舞は浦安舞などの神前神楽、豊栄舞などの祭祀舞、浪速神楽を舞い姫さんとお稽古しています。舞楽は蘭陵王をしています。