雅楽は準備が大変
リニューアルした結婚式場の写真撮影があるので雅楽会にお声が掛かりました。
舞姫部も一名出席しました。
1時間前に集まって直垂をつけて、笙は撮影といってもいつでも吹けるように暖めます。
舞姫さんのイメージに舞の支度を、と言われましたので、何の舞か指定がないので榊と鈴を用意しました。
楽器を持って30分前に現地に着きました。
舞姫さんには、かもじ(付け髪)、丈長、熨斗、花かんざしを着けます。
現場に宮司さんが登場。
開始と伺った時間になりましたが、そのまま、ずーっと一時間半介添えさんと打ち合わせで、式場で待ってました。
もう一人の巫女さん役の人は何時来るのかな?
きたっ!二人掛かりですぐに着装。
モデルさんも来て、やっと撮影開始・・・。
舞姫部のAさんが、もう一人の巫女さん役の方に教えながら場面を撮影していきます。
空調の風で篳篥の舌(リード)も乾きます。
笙も楽器の状態を確かめながら暖めます。
雅楽も斜めに並んだり、道楽をしたり注文に応じて撮影しました。
撮影終了!宮司さんのお帰り。
舞のシーンはありませんでした。
後片付けは笙を乾かし、かもじや丈長、花簪片付ける為の箱を探して・・・巫女装束を畳んで予定時刻より1時間が過ぎました。
雅楽をするには準備と片づけが大変ですね。
お気軽にはいかないものです。
このように雅楽をお使い頂き、身近に感じていただくことは本当にありがたいことです。
皆さんお疲れ様でした。
舞がない式場で本当に良かった!!
急にできませんよね。舞姫部だって毎週研鑽してますもん。
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