2008年10月18日
國學院大學院友会120周年長野県支部公開講座
國學院大學の友会が出来て120周年ということで長野県支部で「雅楽演奏と巫女の舞」という演題で演奏会をしました。
管絃は平調の音取と越天楽です。
浦安舞はの舞姫はあこめ装束で舞います。
参入音声で舞坐に着きます。
四人の舞姫さんは、Oさんが引っ張ってくれて、よく揃っています。
太鼓の拍子も程よく打てています。Oさんにとって、また一緒に舞いたいメンバーだったようです。これもお稽古を続けてきたからです。
次は浪速神楽 花剣です。可愛らしい舞姫さんの舞いに、少しずれてもほほえましい姿と思って頂けました。
最後は、このあとの源氏物語の講演にふさわしく舞楽 蘭陵王です。
豪華絢爛の衣装、勇壮な走り舞にしばし源氏物語の世界に浸れたそうです。今年は源氏物語1000年になります。
この日にあわせて長野雅楽会のみんなは頑張りました。
一般の方を含めて60名ほどの方にご覧いただきました。院友の方は國學院大學だけあって、ほとんどは学校の先生、元教員の方でした。最高年齢は95歳!退職された講演講師の先生の教員採用時の面接官だったそうです。
総会担当の先生方、長野雅楽会の皆さんありがとうございました。
春から頑張ってきたお稽古の成果が良く出たと思います。出来不出来は本人が良くわかっていると思いますが、良くまとまって演奏が出来たと思います。
2008年10月16日
旧善光寺町 最後の秋祭りで豊栄舞
この町のお蕎麦屋さんの娘さんはRちゃんの大親友です。今日を楽しみにしていました。
舞は豊栄舞です。

参入・退出も上手に出来るようになりました。保護者の方から写真をいただいたら、舞の写真をアップします。
町の祭典部による、お楽しみのくじ引き抽選会は巫女さんと保護者に任せて、すぐに湯福神社社務所へ向かって雅楽のお稽古です。
浦安舞の管方と歌方。

浦安舞の琴。綺麗に甦った楽筝です。

浪速神楽。花剣の舞に合わせて演奏を付けます。

蘭陵王の練習。

管絃の練習。打ち物は、写真の右より、鞨鼓・太鼓・鉦鼓です。2列目に両絃の楽琵琶・楽筝が並びます。3列目は笙・篳篥・龍笛の順番で並んでいます。

三鼓と両絃です。18日の演奏会はうまくいきますように。

2008年10月11日
湯福神社例祭 朝日舞

奴袴に足が入ってしまうアクシデントがありましたが何とか舞い納めることができました。

本番の演奏では、アクシデントや失敗が数多くありますが、見失わずに何とか持ち直すことができるのは日ごろのお稽古に精進した人がいるからです。(打ち物は致命的になることがありますが・・・)
秋のお稽古はそのようなことに気付かされる物でした。
長野雅楽会の皆さんこれからもがんばりましょう。
明日は象山神社で朝日舞をします。
2008年10月09日
湯福神社宵宮祭 浦安舞 蘭陵王
拝殿では小学3年生と5年生の浦安舞です。
参入音声で舞座まで進みます。

小学3年生の巫女さんも緊張します。

4人で揃って浦安舞が始まりました。

とても良くできました。

陵王は出番待ちです。

広間で剣ノ舞が始まりました。これは浪速神楽です。

OさんとMちゃんが向き合って切り込みをします。

いよいよ蘭陵王です。

迫力のある舞に観客の皆さんはお喜びでした。

2008年10月03日
奉祝舞楽「蘭陵王」演奏
今日は「天皇陛下御即位二十年奉祝提灯行列」の日です。
湯福神社の社務所で蘭陵王の最終の合せをしました。 笙も最後の打ち合わせをしています
4時の集合時間に善光寺の三門前に行くと既に大勢の方がお集まりです。500用意した奉祝提灯はすぐに終わってしまったそうです。
国歌 君が代の斉唱の先導をしました。
善光寺の参道を道楽(みちがく)で進みだします。
信越放送SBC前のトイーゴ広場で奉祝舞楽の演奏です。演目はお稽古してきた「蘭陵王」です。
「陵王乱序」の曲に蘭陵王が現れました。
「蘭陵王当曲」です。舞いも演奏も頑張っています。
「安摩乱声」の曲とともに退場します。
蘭陵王が去る頃はすっかり日が落ちていました。
巫女さんもお疲れ様でした。
無事に長野駅に到着しました。
大御世の御榮えと、皆様のいよいよの御発展をお祈り申し上げます。
本日はおめでとうございました。
2008年09月26日
長野市箱清水 湯福神社七五三 巫女舞の写真
長野県神社庁長野支部の企画で、地域紙「長野市民新聞」に企画広告のお話しをいただきました。
3万部ぐらいの新聞ですが、一面広告の中に格安でスペースを頂いて広告が出せますので、長野雅楽会では湯福神社の七五三にお手伝いをする巫女舞の広告をしてもらうことにしました。
湯福神社七五三の広告に是非、巫女舞の写真を入れて欲しいのですが、いい写真がありません。
それはそのはずです、巫女舞の時には私達は演奏をしていますので写真が撮ることができません。
そこで今日は巫女舞の写真をあらためて撮影することにしました。
素人ですのでどう撮れば良いのか分かりませんが、何とか撮影したものを新聞社に渡しました。
どの巫女さんの写真がいいでしょうか?
神主さんの祝詞が終わりました。
巫女さんは七五三のお子さまの幸せと健康とために、神前に巫女舞を奉納するために舞をていねいに始めます。
神様の恵みがお子さまとご家族にいただけるように、お鈴を持って舞をします。
巫女さんのお鈴のお祓い。広大な神様の恵みをいただきます。
雅楽の演奏の中、榊をたてまつり玉串のお参りが終わりました。
巫女さんから、記念のおふだ・お守りと千歳飴、キャラクターのお絵描き帳を貰いました。
最後は巫女さんと神主さんと揃って写真を撮りました。七五三参りの一生の記念になります。お参りの方は是非デジカメをお持ちください。
どうぞ皆さん、長野雅楽会がお手伝いを
しています湯福神社の七五三にお越しくださいませ。
2008年09月23日
浅野神社宵宮祭 浦安舞奉納
今日は浅野神社の宵宮祭で浦安舞を奉納しました。
ご覧頂いた氏子さん方は大変喜ばれたそうです・
みんなお稽古頑張りましたね。
舞いの紹介はまた改めて皆様にしたいと思います。
2008年09月17日
善光寺御上人様 加茂神社御参拝
昨日、「豊栄舞」を奉納しました西長野の加茂神社は本日が例祭となります。
加茂神社は善光寺大本願と縁が深い神社です。
善光寺は天台宗である大勧進と、浄土宗である大本願から成り立っています。
大本願は尼寺であり、歴代の上人は公家の方で、現在の尼公様は121世鷹司誓玉大僧正です。
善光寺上人が加茂神社を勧請したといわれています。
善光寺に参拝された方はご存知と思いますが、大僧正が善光寺本堂に御出仕される時に参道で、直接頭をお数珠で撫でていただく「お数珠頂戴」というものがあります。これは歴代続いているもので、善光寺でも駒返橋から本堂の間だけで頂けます。
加茂神社では鳥居から拝殿下までの間、この「お数珠頂戴」が特別にいただけるので、氏子の方が集まります。
玉串拝礼の後、般若心経をあげられます。
獅子舞と仕掛け花火をご覧になられました。
ご参拝賜わりました。
天気が良くて何よりでした。
2008年09月16日
湯福神社 七五三参り
この時期は七五三だけではなく、赤ちゃんのお宮参りや厄除け、車のお祓いにも巫女舞をします。
最近、「巫女舞をしてください」と予約が来るようになりました。諦めずにお手伝いを続けていてよかったと思います。
ただし、舞姫さんは学生ですので土曜日・祝日の学校のない日にしかできません。(大学生がいたときはできましたが・・・・)
この秋、七五三やお宮参りをご予定されている方は是非お申込ください。舞姫さん一同お待ちしています。
メールで御予約いただいて、神主さんと舞姫さんの都合の合う日を御相談いたします。
アドレス: naganogagakukai@gmail.com
以前の様子
巫女舞 早神楽

破魔矢を持って巫女舞

赤ちゃんにお鈴のお祓い

厄除けの方のお鈴のお祓い

雅楽で玉串拝礼

赤ちゃんのお父さん

これは「転校生」の大林宣彦監督です

巫女さんより七五三のお土産を貰います(お札お守りの他、巫女さんが選んだ千歳飴とキャラクターグッズです。)

お参り 待ちしています。(2年前の写真ですが)

2008年09月16日
西長野 加茂神社秋祭り例祭
まず準備があります。お母さんにもお手伝いいただきました。

神社の拝殿では高校生のOさんの剣ノ舞です。

雅楽も祭典に奉仕しました

公民館活動の舞台演奏です。

豊栄舞四人舞も息が合っています。

Oさんの早神楽とお鈴のお清めは皆さんに喜んでいただけました。

2008年09月15日
老人の日祝賀会ボランティア演奏

雅楽と舞の説明に身を乗り出して聞いてくださいます。
平調の音取りと越天楽を演奏しました。観覧の方に越天楽今様を歌う方達がいて驚きました。

舞姫さんの登場に「可愛い」との声が。

舞姫さんの真剣な表情を見てください。

息も合っています


衣装を変えて「花剣」です。

「花剣」の舞をご覧ください。




管方です。

質疑応答が始まりました。

質問が出るほど熱心にご覧いただけました。
いやぁ皆さん感性が若い。とても熱気に溢れた演奏会でした。皆様お元気に!
2008年09月13日
南石堂町 三峯神社例祭
9月13日は南石堂町三峯神社の例祭でした。
南石堂町は長野駅前のまちです。
今年で公民館を移転改築して10年、それに伴い町の統合である三峯神社を遷座して10年になります。
今年は本社である埼玉県秩父の三峯神社より神職様2名をお迎えして盛大に例祭が行われました。
午前の例祭は小学生の巫女さん4名で豊栄舞を奉納しました。
午後5時よりは神輿の渡御です。
本社の三峯神社神職2名により遷霊式が行われました。
このおふた方は10年前の遷座祭も御奉仕いただいたそうです。
右は祭祀舞の伝説のモデルT様。左は龍笛で一度、東京で一緒にお稽古をしたことがあるT様です。
町中を神輿が廻りました。
担ぎ手は155名!よく集まりました。
太鼓の音がにぎやかで、雅楽の道楽の出番は余りありませんでした。
それでも神輿をおまつりする神幸祭が5ヶ所、道中で御祓いをするお宅や商店が10ヶ所ぐらい、神社に帰ったのは夜の9時でした。
御本社の神職様お疲れ様でした。
翌日は十五夜です。夜は御本社で観月祭があるそうです。
2008年09月06日
松代 真田勝鬨太鼓
最上階の部屋を見せていただいていると「ドコドコ・・ジャァーン!ジャァーン」と音が聞こえてきます。
駅前でイベントをやっているようです。
「あっ真田勝鬨太鼓だっ」そそくさとホテルを後にして駅前広場に向かいました。

勇壮です。
ジャンプまでしています。

腰元です。

チビ姫様

姫様たち

お姫様アップ

お姫様の丈長姿・・・・う

・・・・・・・・もちろん私たち長野雅楽会の活動に参考になるように撮影したものですよ。・・・・・・・
機材の使い方も映しましたぁ。
スピカー

アンプ

バッテリー

10月3日は『天皇陛下御即位二十年奉祝提灯行列』で道楽と、トイーゴ広場で奉祝の舞楽「蘭陵王」を演奏します。とても参考になりました。
2008年09月04日
雅楽麻雀!
劇画のようなタイトルですが、今日は友人がオーナーとして雀荘を開いたのです。開店の記念に龍笛を吹きました。
麻雀が好きな友人は、設計事務所と農業をしながらゆっくり暮らそうとした考えていたらしいのですが、良い人がいて店長を任せたのです。
街中で勝つためにがんばる!との意気込み。
そのため破陣楽のひとつとされる「陪臚」を吹きました。
聖徳太子は陣中でこの曲を奏でて、物部守屋(もののべのもりや)の大軍を破ったと伝えられています。
(今、神事をやっているんです・・・・・・。物部氏は廃仏派でほろぼされたのですが・・・)
また、八幡太郎義家も出陣の時この曲を演奏したと伝えられています。
出陣に際して戦勝を祈った曲なのでしょう。
友人の隆盛を祈るのみです。
ちなみに私はまったく麻雀ができません。
2008年08月31日
風鎮祭
ここ西長野の加茂神社でも風鎮祭が行われます。
街中では見なくなった茅葺屋根の社殿です。

加茂神社の存在は長野市では合併した鬼無里の他に知りません。
当地では善光寺上人が、京の都を懐かしんで祀られたといわれます。
お祭りには御上人様も参拝されます。
塑像の狛犬が古い姿を伝えています。


何で古いとわかるかって?
股間に立派なナニが付いているんですね。
実はこの神社はかつての文教地区にあります。
私の母校の信大附属小学校が移転する時に、総合学習で作った道祖神を移転してもらっているのです。

小学校の同級会で移転したんです。
10年間お神酒を奉げていました。
とても思い出深い神社です。
2008年08月26日
御射山祭(みさやまさい)を御存知ですか?
今日は8月26日、長野県各地で行われる御射山祭の日です。
御射山祭は諏訪大社を起源とするお祭りで、長野県の8割の神社は諏訪大社に縁のある神を祀っていますので、各地の神社では萱の箸を参拝者に分け与えたり、家庭で萱を刈って箸にする行事が残っています。。
その箸で小豆飯を食べると腹を壊さないといわれています。
それは「ミサヤマ」が→「ハラヤマ」に転訛して、「ハラ(ヲ)ヤマナイ」となったそうです。
一見、諏訪湖にある諏訪大社は湖を崇めているように感じますがですが、実は古くから山の信仰なのです。
諏訪の神が里に来て一晩お泊りになる所(忌屋)が萱でできていて、その萱で箸を作ったのが「萱箸」となった言われています。
犀川の河川敷に萱を刈りに行きました。
今までは箱清水の湯福神社の御射山祭のためでしたが、今年は一昨年からお世話になっている坂中神社の氏子さんのために刈ります。
このくらいあれば足りるかな。
皆さんに喜んでいただけるでしょうか?
坂中神社は諏訪の神様を祭っています。
でも、御射山様は更に山の上にありました。
別に祀ってあることに感動を覚えました。
甘酒をお供えしています。
地区のお年寄り方でも萱箸のことはうっすらと覚えているぐらいでした。
しかし、甘酒を未だに供えている事実は、この御射山祭の萱箸は忘れ去られようとしていましたが、やはり特別なおまつりとして地域の方に連綿として受け継がれていることがわかります。
涼風が吹きぬける社殿では楽しい直会がありました。
大きなカブトムシが飛んできました。季節外れです。
「お参りに来たんだよ」と長老が言いました。
この社殿では皇麞急を演奏しました。
2008年08月26日
女子アナ、雅楽の楽器に挑戦!
今日はリニューアルした結婚式場ではマスコミ取材用の模擬挙式でした。
『週刊長野』のT君も取材に来ています。
T君はお琴の大名人です。和楽器・邦楽なんでもやります。
篳篥もやろうよー。前に一緒にやったじゃない。
彼の横と後ろには、長野ローカルの女子アナウンサーの皆さんが・・・・つまり我々雅楽会の真横にいます。
模擬挙式終了後、雅楽器に興味を示した女子アナウンサーの方がいたので、女子アナウンサーの皆さんで笙・篳篥・笛の体験をしてもらいました。
音楽をやっていたのか、普段から声を大切にしている仕事のせいか、センスがいい・・・。
会長は篳篥を持たせて褒めまくりです。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[E:sad]」
すみません。
画像はありません。
不覚でした。[E:crying]
2008年08月19日
雅楽は準備が大変
舞姫部も一名出席しました。
1時間前に集まって直垂をつけて、笙は撮影といってもいつでも吹けるように暖めます。
舞姫さんのイメージに舞の支度を、と言われましたので、何の舞か指定がないので榊と鈴を用意しました。
楽器を持って30分前に現地に着きました。
舞姫さんには、かもじ(付け髪)、丈長、熨斗、花かんざしを着けます。
現場に宮司さんが登場。
開始と伺った時間になりましたが、そのまま、ずーっと一時間半介添えさんと打ち合わせで、式場で待ってました。

もう一人の巫女さん役の人は何時来るのかな?
きたっ!二人掛かりですぐに着装。

モデルさんも来て、やっと撮影開始・・・。

舞姫部のAさんが、もう一人の巫女さん役の方に教えながら場面を撮影していきます。

空調の風で篳篥の舌(リード)も乾きます。
笙も楽器の状態を確かめながら暖めます。
雅楽も斜めに並んだり、道楽をしたり注文に応じて撮影しました。
撮影終了!宮司さんのお帰り。
舞のシーンはありませんでした。
後片付けは笙を乾かし、かもじや丈長、花簪片付ける為の箱を探して・・・巫女装束を畳んで予定時刻より1時間が過ぎました。
雅楽をするには準備と片づけが大変ですね。
お気軽にはいかないものです。
このように雅楽をお使い頂き、身近に感じていただくことは本当にありがたいことです。
皆さんお疲れ様でした。
舞がない式場で本当に良かった!!
急にできませんよね。舞姫部だって毎週研鑽してますもん。
2008年08月17日
長野雅楽会、巫女さんと結婚式に行く
要請を受けましたので、長野雅楽会と舞姫部の巫女さんと模擬挙式に御奉仕をしました。
当会は雅楽会員は一般の方で平日は難しいのですが本日は日曜日で参加できます。
巫女さんも受験生ですが、夏休み中ということで都合をつけてもらいました。
丈長(たけなが)とかもじ(付け毛)があったので使います。舞姫部の巫女さん同士で付け合います。

新しい巫女の装束です。

楽人は場所がない・・・・・。何とか笙、篳篥、龍笛で座りました。
上から吹くエアコンの乾いた風は、楽人の喉と楽器を遠慮なく攻めたてます。

無事に終了しました。
後日、撮影と取材に二日呼ばれています。
巫女さんは学校が始まると参加できません。
2008年08月01日
雅楽と巫女舞の写真
神事で雅楽演奏

園児の合唱

雅楽「音取」と「越天楽」を聞く。
打ち物と絃物は左右にあります。

なにが始まるのだろう?
巫女さんの入場。

豊栄の舞

剣ノ舞

先生も雅楽に挑戦

よくできました。
みんな拍手!
